住宅ローンの延滞者の家はひどく散らかっているという話

「開運の小技」といいながら不穏な題名をつけておりますが。
 
前回、片付けと運気の関係について書いたので
その続きで、家が片付いていることと金運についての自分なり考察を。
 
実はわたし、十数年前は、銀行員をしておりました。
とある地方銀行の、とある大きめの支店で、融資関連の部署にいた時の話です。
 
当時はバブルがはじけて数年の頃で、
バブル期に住宅ローンを組んだ人の中に、
ちらほらと、長期延滞者が出てきていました。
 
借入も返済もちょっと無理目な金額ではあったけど
給料はこれからも上がるだろうな~という見通しで、家を買ってはみたものの
バブルがはじけてみれば給料は上がらない、ともすればリストラされ
返済が滞るようになった人の家に、
夜逃げなどされていないか、などの確認も含めて、
上司が督促にいくわけなのですが、
 
そういう人の家は、もれなく散らかっているそうです。
 
しかも、ちょっと、というよりは
「かなり」とか「足の踏み場もないくらい」のレベルで。
 
返済のために、とにかく働かなければならないから
家をきれいに片付ける暇もない、のかもしれませんが
心理的に殺伐としたり、疲弊したりして
片付ける気力がなくなっているのでは?と思えることもありました。
 
見方を変えると
部屋を片付ける気力があるうちはまだ何とかなるということで
もし、今
「片付けなきゃ」と思っているのに(←ここ重要)
疲れて体が動かない、とか気力がでない、という時は
思い切って心身を休める、ということも必要かもしれません。
 
似たような話で
やはり銀行員時代の上司が
現職の刑事さんに聞いた話を教えてくれたのですが
 
「お金のことが原因で事件を起こした犯人の家は
 もれなく台所が散らかっていて、きたない」
 
そうです。
その時聞いた「事件」とは、詐欺とかそういう知能犯的なことではなくて
借金を重ねた結果、人を傷つける、というようなニュアンスでした。
 
こちらも
「台所を片付けることができないほど、余裕がなくなっている」
状態なのだと思います。
 
台所が散らかっていることが
借金の返済が滞る(=金運が厳しい)
ということだととらえれば
 
台所をきれいにしておくことで
金運を良い状態にすることができる、ともいえます。
 
実際
台所は「水」と「火」の気のある場所です。
「水」は「流れる」もので
お金も「流通」するものですから
台所をきれいに整えることが
お金の流れも良くすることにつながるのです。
 
「金運がいまいちだったらキッチンを磨け!」